今日は「ゆっくり」のすすめ
僕はレッスンで前回のレッスンの時から、どれくらい家で練習をしているか、もしくは前回のレッスンをどれくらい覚えているか確認するために、最初に前回やった内容を弾いてもらうことがあります。
もちろん前回よりも弾けるようになっていたり、変わってなかったり、前回のレッスンのはじめに戻ってしまっている生徒さんなど結果はいろいろですが、中にはなぜかどんどん速くなってしまう生徒さんもいます。通常のスピードだと弾けなかったので半分のスピードで弾いていたはずが8割位のスピードで弾き始めると・・・・当然くちゃくちゃな演奏になります。
このように自分の弾けるスピードよりも速く弾こうとする生徒さんはかなりの割合でいるのですが、不思議と人は間違ったり、自信がないときに限って速くなるようです。
こういうのを音楽用語で「はしる」と言いますが、これはとても不合理な話で、間違ったり、自信がないときは通常はゆっくり弾かなければいけないということはどう考えても明白なのですが、間違ったり、自信がないときは心にも余裕がないので「ゆっくり弾く」ということすら忘れてしまうようです。(これはギターでもウクレレでもベースでもあらゆる楽器で一緒です。)
そんなときはメトロノームの出番!。
メトロノームに合わせて練習してもらいます。
「メトロノームに合わせる」ということをただのリズム練習の一環だと思ったら大間違いです。メトロノームに合わせるとわかりますが演奏に余裕がない人はメトロノームに合わせることができません。余裕がなさすぎてメトロノームの音が聞こえないからです。
逆に言えば「メトロノームに合わせて弾ける」ということは「ある程度は余裕をもって演奏できている」ということです。
本番はメトロノームはないのでより余裕を持って弾けることになります。
みなさんもスピードが速くなったらメトロノーム活用してみてください。
まずは無料体験レッスンを受けて、ポワンポワンスタジオの雰囲気や楽器の楽しさを感じてみませんか?
ポワンポワンスタジオ各系列校の
総合受付につながります